【在留資格】遠方へのオンライン申請で不許可になった時、どうすればいい?

紺色の背景に白文字で「法務ブログ」と書かれた説明画像

「オンラインで申請したけど、さっき不許可通知が届いた」

「そもそも不許可の時って理由が聞ける?」

「理由は、電話で聞くことができるのだろうか?」

最近は、行政書士や、登録支援機関、他にも会社や学校も、オンラインで在留資格の申請をする人が増えてきました。

外国人本人もマイナンバーカードでオンライン申請をすることができます。

ただ、オンラインは便利だけれど、その分、危うさもあります。

今回は弊所が事務所運営をしていく上で、色々と思ったことを書いていきます。

オンライン申請は基本、めちゃくちゃ便利だが

私はよくオンラインの話をしますが笑、それくらいにオンライン申請が好きです。

入管業務も、オンラインが主流?だからこそ、

やっていると言っても過言ではありません。

(いや、過言かもしれません)

オンラインで業務をしていると、本当に、のんびりできます。

在留カードも郵送、COEはメール

オンラインシステムで申請すると、在留カードも郵送で交換できます。

COE(海外から呼び寄せるときに使う認定証明書)は、メールが来ますので、それを外国側に転送するだけ。

ほぼ、事務所から出る必要がない、すごく時間的な事由が生まれる。

華の行政書士ライフ

これぞ、華の行政書士ライフ、

料金はそれなりにもらえて、手続きは早く、好きな時にラーメン食べに行くことができる。

「在留オンライン、最高!」

と、私は思っていました。

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入管手続上、オンラインではどうしても対応できないものもある

問題は、発生してからわかるものです。

いや、うすうすとは勘づいていましたが、実際に発生していないので、無視していました。

まず前提として、オンライン不可の手続きもある

そもそも論として、オンラインで申請ができない、

または認められない手続きもあります。

たとえば、いつか書いたような

これは、オンラインで申請はできるが、その後、結局審査してもらえないパターンです。

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次、普通に窓口でしか受け付けてくれないものもあります。

ですからたくさんの書類を抱えて、私のような引きこもりがちな書士は、

旅をする気持ちで、「あそこのラーメン屋帰りに寄ろうかな」

という気持ちで、それはそれでわくわくしながら、

入管に向かうことになります。

不許可時の理由説明は、対面

不許可になるまでは特に気に留めていなかったのですが、

簡易書留で不許可の通知が来て、それが遠い入管から送られてくると、

「やべ、行けないな」となることがあります。

もちろん、実費がもらえれば行けるのですが、中々そんな気前のよい方も少ないです。

たとえば、変更申請や更新申請の場合だと、外国人本人近くの入管で審査されるので、

外国人に行ってもらえば、それほど問題にならないかもしれません。

(というか、そもそも行って、出国準備になるわけですし)

ただ、品川は管轄広すぎて、もしかしたら、という場合もあるかもですが…

そもそも外国人は海外にいるので、理由を聞きにいくことはできません。

会社の近くの入管になりますが、オンライン時代ですので、

取次者が、会社からずいぶん遠いこともありえます。

(実際に私は、沖縄、北海道など、かなり遠くの申請に関わっています)

電話じゃ、ダメですか?

実際に福岡入管から不許可通知が来たとき、私は、

「不許可理由の聴取は、電話ではだめでしょうか?」

と聞きましたが、返ってきた答えは、ノー、でした。

やはり対面でなければならない、そして、審査した入管に行かないといけない。

最初は委任状を書いて、近くの方に頼もうと思いましたが、それもダメ。

最終手段は、代理人が理由を聞く

最後の手段としては、代理人に行ってもらう、ということになりました。

ここでいう代理人とは、受入れる会社の職員や代表者のことです。

そしてこの代理人欄、書かなくても申請できてしまいます。

遠方での申請は、本当にリスクを考え、配慮に配慮を重ねて、

代理人欄を記載しておいた方がいいですね。

代理人と、行政書士などの取次者の違いは以下

代理人と似たものに、取次者というものがあります。

やっていることは似ていますが、似て非なるものです。

最後に、これを整理していきましょう。

違い代理人申請取次者
役割本人に代わって申請する人本人等に代わって入管への申請手続きを取り次ぐ人
誰がなる?法令で認められた者入管に届出・承認された者
行政書士原則、代理人ではない申請取次行政書士として取次をする
本人との関係「本人に代わって申請する」「本人の申請を入管に取り次ぐ」
代表例受入機関の職員など行政書士など

特にオンライン。在留資格の申請は、リスク管理が非常に大事だな、と

今回の記事は、どちらかといえば、同業者(入管をやっている行政書士)向けだと思っています。

外国の方が入管に行く必要が出てきた際は、もう住んでいて、

管轄が最寄りの入管ですし、

受入れる会社等に関しても、外国人が既に日本にいたらその外国人に行ってもらい、

呼び寄せるときは、会社の最寄りの入管が管轄になるからです。

しかし、行政書士は、すごく遠いところの申請を、オンラインでやってしまう、

ということが実際にあり得ます。

もし不許可になったらどうするか?

自分が行くなら、日当や実費は?

そういうことは、やはりしっかりとシビアに考えていく必要があるな、と、

この業務をやっているとつくづく思います。

というわけで、今回も、ありがとうございました。

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