「神奈川県ってどんな産業が盛ん?」
「行政書士はどんな役割を果たしている?」
「そもそも行政書士って何をしてるの?」
神奈川県って都会なイメージがありますよね。
建設業、観光業、飲食業、IT産業など多くの産業が発展しています。
行政書士はこれらの産業に対して、どのような役割を果たしているのでしょうか?
神奈川の建設業と行政書士
行政書士の中でもメジャーな建設業関連。
神奈川県はどうでしょうか。
建設業許可は神奈川県、全国で3位の多さ
同県は実は、全都道府県でも東京、大阪に次ぐ3位となっています。
普段も歩くとどこかしらマンションが建っていたりします。
工事は非常に多いですし、頑張れば東京の仕事も行けますからね。
こちらも読みたい:JACとは?建設業者が外国人材に働いてもらうなら
建設業にまつわる行政書士の業務は?
まずはやはり上で書いたように、
ある程度の規模(請負金額500万以上)の工事をする際に必要になる建設業許可が思い浮かびます。
そしてその許可の更新、1年間の決算を報告する決算変更届等。
工事をする際には道路を一時的に利用することもありますので、
道路占用許可も必要になりますね。
建設業に関連する行政書士の業務は、非常に多いです。
神奈川の観光業と行政書士
神奈川県は鎌倉、箱根、横浜中華街など、
国内外から多くの観光客を引きつける地域です。
観光業も、行政書士がサポートしていることがあります。
旅館業許可申請
旅館やホテルの新規開業には、ある程度の基準をクリアする必要があります。
行政書士は要件の判断、現地調査、申請書類の作成などを行い、
開業をスムーズに実現します。
民泊関連の手続き
日本全国でもそうですが、神奈川県でも民泊ビジネスが増加しています。
行政書士は民泊新法に基づく届出をサポートし、お客様のために民泊を開業させます。
この民泊は、今結構アツいジャンルだと思っています。笑
神奈川では多い飲食店や風営関連の手続き
観光するからには遊びます。
美味しいものを食べて、もしかしたらキャバクラ等にもいくかもしれません。
飲食店の開業、風営法に基づくキャバクラ開店の手続き等は行政書士の主要業務です。
特に横浜、川崎は、多そうですね。
こちらも読みたい:曙町というディープな街
神奈川のIT産業と行政書士
横浜市や川崎市など、都会的な街が多い神奈川。
IT関連も発達しています。
複雑な契約書のサポート
IT関連になると契約が複雑になりがちです。
契約書や規約の作成をサポートすることも行政書士の仕事です。
補助金申請のサポート
ITといえばやはり補助金(有名なIT導入補助金がありますね)。
補助金全般では、実はコロナのバブルが弾けて、今は下火な雰囲気があります。
しかし国がデジタル化を進めようとしている関係もあり、IT関連の補助金はこれからも必要な業務になるでしょう。
こちらも読みたい:補助金申請、助けてもらうならどの士業?
神奈川の外国人材と行政書士
神奈川は人口が多く、外国人も多いです。
外国人関連業務も必然的に多くなります。
全般的な人手不足
神奈川は工場や倉庫なども多いのですが、
少子高齢化の関係か、働き手が少なくなってきています。
そのため外国人材を活用したいという事業者さんは多いです。
就労ビザの取得や更新
やはり「技術•人文知識•国際業務」や「特定技能」などの就労系在留資格は、
これからも行政書士が活躍する大きな分野となっていくでしょう。
こちらも読みたい:人材業界における行政書士の役割
神奈川には多様な行政書士業務があるもんですね
これらはほんの一例であり、もっともっと業務はたくさんあります。
産業と関係ないところまで含めると、その業務は本当に広汎です。
意外と農地関連も多い神奈川
田舎なところも多い神奈川ですので、農地関連の業務(農地転用許可等)もありえますし、人口が多いだけあって相続などもたくさんあります。
自動車もやはり多い神奈川
神奈川県は愛知、東京、に次いで自動車の新規販売数が全国3位です。
交通の便はいいとはいえ、やはり人が多く、また車がないと困る地域も結構あります。
自動車ですと車庫証明なんかは有名な業務ですよね(他にもたくさん自動車関連業務はあります)。
暮らしに根差した資格、行政書士
こうしてみると、仕事や生活のあらゆるところに行政書士業務がありますね。
もちろん、基本的にスポットの仕事になりますが、それでも周りを見渡すと「行政書士業務になりえないもの」って意外と珍しいのだと思います。
こちらも読みたい:LGBTQは結婚できる?行政書士は何ができるか
それだけ法治国家として、日本が機能しているということですね。
それでは、本日のコラムはこれにて失礼します。