横浜市、外国人の人口は?【コムーナ行政書士事務所】

「横浜って外国人がやはり多いの?」

「中国人が多いとは思うけど、どうなの?」

「外国人が多い地域はやっぱり中華街のある中区?」

横浜市は歴史的に外国との関係の深い地域です。

私の事務所から近い横浜中華街、または異国雰囲気にあふれた「港の見える丘公園」等。

その雑多な雰囲気が横浜のよいところだと思います。

でも、実際に横浜はやはり外国人が多く住む街なのか?

今回はそれについて書いていきたいと思います。

横浜市の人口における外国人の割合

実際に横浜にはどれくらいの外国人が住んでいるのでしょうか。

だいたい横浜市民の2%~3%くらい

過去のデータでは、横浜市の人口はおよそ3,726,000人:外国人は82,500人というのがあります。

2.2%くらいですね。

ただ、現在では横浜市民3,772,000人:外国人総数125980人ということで、

3パーセントを超えているということになります。

全国平均も3%くらい

外国人の全国平均でも、パーセンテージは3%くらいだと言われています。

つまり、横浜は全国的に見て「割と普通くらい」という感じです。

正直、横浜市中区民として意外でした

私もコラムを書くために初めてこの結果を知ったのですが、正直、意外という感想でした。

私の家~事務所付近では、本当によく外国の方を見ます。

特に中国系の人々をよく見ます。

けれども横浜市全体でみると、意外と外国人ばかりという感じではないのかもしれません。

横浜市の区ごとにもやはりキャラクターがある

もちろん、区ごとに特徴がありますし、さきほども書いたように多いところと少ないところの差が結構あります。

詳しくはこちら:外国人の人口 横浜市

1位はやはり中区

外国人が多い地域一番はやはり中区です。

こちらも読みたい:横浜公園を散歩しながら

18,653人の外国人が住んでいることになります(令和6年10月)。

なんとこれ、15%の外国人が中区に住んでいるという結果になります。

また、中区の外国人の特徴として、商人が多いことだと思います。

(歩いてみての感想ですのので客観的ではありません)

つまり、外に出て活発に営業している外国人が多いので、

「外国人がたくさんいる」という感覚になりやすいのでしょう。

一番多いのは、もちろん、中国人でした。

2位は鶴見区

2位は鶴見区でした。

これもある程度イメージ通りですよね。

16,723人と、中区にも劣らない多さです。

中区とは違い、こちらはベトナム人が多かったり、あとはブラジル、ペルーなどの南米の方が多いです。

工業や倉庫の地域として有名な鶴見区には、プチ南米街のようなところも存在します。

詳しくはこちら:横浜鶴見にある南米タウンとは?

1番少ないのは栄区

横浜市で外国人の人数が一番少ないのは栄区となっています。

その数1,659人。

基本的には閑静な住宅街のイメージがある栄区。

横浜には中区や鶴見区、そして南区(3位です)があるため、あまり栄区に住むこともないのかもしれませんね。

横浜市に多い外国人は?

それでは横浜市で多い外国人を最後にさらっと紹介していきます。

圧倒的に多いのは中国人

やはりイメージ通り中国人が圧倒的に多いです。

現在44,941人ということで、ほぼ外国人の3分の1が中国人ということになっています。

いや、すごい数ですね。

次、ベトナム、その次、韓国

そしてベトナム、韓国とおなじみの国が続きます。

フィリピンやネパールなども多いですね。

やはり中国人がぶっちぎりで多いのが、横浜の特色と言えそうです。

ちなみに国単位でも同様の順位

日本にいる外国人の数は法務省が発表してくれます。

以下、そちらを図解していきます。

在留している外国人の一覧表(5位まで)

あまりすべて書くと長くなってしまいますので、上位5位まででまとめます。

人口増加数
中国844,187人+22,349人
ベトナム600,348人+35,322人
韓国411,043人+887人
フィリピン332,293人+10,247人
ブラジル212,325人+485人

詳しくはこちら:令和6年6月末の在留外国人数

中国人が多いですが、ベトナム人がどんどんと多くなっています。

もしかしたらベトナムが1位になる日も来るかもしれませんね。

横浜市との比較

横浜市と比較をすると、ランキングはほぼ同じでも、

(5位がブラジルではなくネパールです)

中国人の圧倒的な多さを感じますよね。

また、ブラジル人ではなくネパール人が多い、という部分にもこの街の特徴を感じます。

つまり、料理店などの商業に従事する外国人が多い、ということです。

(「ネパール人のインドカレー屋さんが多い」という半分バイアスで話しております)

こちらも読みたい:在留資格「技能」とは?

多様な賑わいを見せる都市、横浜市

今回はそんな、様々な文化が入り乱れる横浜市の外国人事情を数の観点から書いてみました。

私は関内駅付近によくいますので、「本当に雑多だ」と思うことが多いです。

こちらも読みたい:関内の行政書士もいつか名乗るため!

関内付近の本当に何でもあり、な感じ

すぐそこに風俗街、振り向けば古本屋やカルチャーっぽい映画館。

少し歩けばオフィスビルの群れ、裁判所などの公的施設。

こちらも読みたい:伊勢佐木町の行政書士として

そんな街だからこそ、楽しいし創造的

けれどそんな街だから、自由な発想、自由な人間性があるのだと思います。

私は元々文学畑な部分もあって、「人間実存の自由!」みたいな話が大好きです。笑

こういう街だからこそ、自由と権力がぶつかることもあるし、だからこそ我々行政書士が役目を果たせる。

そのために、行政書士はいるわけですからね。

行政書士法 第1条(目的) この法律は、行政書士の制度を定め、その業務の適正を図ることにより、行政に関する手続の円滑な実施に寄与するとともに国民の利便に資し、もつて国民の権利利益の実現に資することを目的とする。

最高の目的ですね。

これからも、行政書士を楽しみながら、頑張りましょう!

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